4年間3度の失敗を経て、ついに父親となった

「同性カップルの家族は他の家族と全然違い、子どもを授かる道のりが簡単ではない。 途中、失望したり、あきらめたりすることもあったが、子どもに会えた瞬間、すべてにやりがいがある。」--Jさん

Jさんカップルは台湾人であり、2人は10年以上連れ添った。2019年に台湾で同性婚が合法化され、法律上の夫夫として登録された。 10年以上にわたる生活の中で、2人は子供についても話し合っていたため、卵子提供と代理出産を考え始めたが、台湾では代理出産は法律で認められていないため、海外での代理出産に頼らざるを得なかったのである。

早くも2019年、アメリカでは代理出産が可能であることを知り、代理出産業者や卵子ドナーバンクに問い合わせを始めた。

2019年8月、いくつかの代理店を検討した後、彼らはアメリカ行きの飛行機に乗り込んだ。 渡米後、クリニックでの精子検査、、ドナー選定といった一連の流れは非常にスムーズで、このときは興奮と緊張の連続だった。

9月、Jさんは胚報告書を受け取り3個の正常胚があり、代理母選定と胚移植を開始した。 しかし、運は巡ってこず、1回目、2回目の胚移植は失敗に終わり、3回目の胚移植は成功したが、様々な理由で妊娠は中止した。 

失敗の繰り返しで、Jさんは心身ともに疲れ果て、2人で話し合った結果、代理出産の道を一旦中断することにした。

Jさんカップルは、1年間の気持ちの整理を経て、2021年に友人の紹介で私たちと出会い、代理出産の旅を再開しました。 クリニックとドナー選定、精子と卵子の採取、胚の培養と一連のプロセスを経て、4つの健康な胚を得ることができ、1回目のトライで着床に成功した。

無事着床後も、Jさんカップルは不安を感じながら、時々スタッフに周産期状況を尋ねた。そして2022年6月、Jさんカップルは待望の赤ちゃんを迎えた。 その姿を初めて見たJさんは、次のように語った。「いろいろあったが、赤ちゃんの誕生は私にとって最大の幸せ！」