夫婦の実例
再婚家庭、海外の体外受精で龍の赤ちゃんを迎える!
どの家庭にも、第2子・第3子を望む理由はそれぞれ異なります。長子にきょうだいを作ってあげたい、男の子と女の子の両方を育てたい、老後に支えてくれる家族を増やしたい――理由はさまざまです。今回ご紹介するご夫婦が第2子を望んだのは、再婚家庭として「2人の間の子ども」を授かりたいという、シンプルで強い想いからでした。
5年前、当時29歳だった陳さんは、5歳の娘を連れて現在の夫・張さんと再婚しました。結婚後は家庭円満で夫婦仲も良好。まもなく2人の間に子どもを授かりましたが、不幸にも流産という悲しい出来事に見舞われ、お腹の赤ちゃんを失ってしまいました。
その後、陳さんは再び妊娠することができず、3年間の妊活、2年間の体外受精治療を経験。中国国内の複数の有名病院を訪れましたが、長い待機期間や技術的な制限などの理由で、なかなか夢を実現することができませんでした。
そして35歳のとき、陳さんは希望を海外に託し、友人の紹介で株式会社UTリシェに出会いました。ご夫婦で治療の流れや詳細な説明を受けた翌日には、契約を決意されました。
海外渡航に先立ち、株式会社UTリシェの医療チームは、ご夫婦それぞれの体の状態に応じた丁寧な体調調整プランを立て、最善の成功率を目指して準備を進めました。
2ヶ月間の身体調整を経て、ついに海外での体外受精がスタート。すでにカルテ登録時に詳細な診療履歴を確認していたため、当日すぐに最適な排卵誘発プランが組まれました。卵子は9個採取され、うち7個が受精。NGS(着床前スクリーニング)を経て、最終的に5つの胚盤胞が形成され、すべて移植可能と判定されました。ご夫婦は男児胚1個の移植を選択しました。
帰国後、数ヶ月の休養と調整を経て、陳さんは胚移植を実施。10日後、妊娠が確認されたものの、hCG値はやや低く、その後残念ながら数値が下がり、生化学的妊娠(化学流産)という結果になってしまいました。
それでもあきらめず、2ヶ月後に2回目の胚移植を実施。今回は全てが順調に進み、妊娠判定、hCGの倍増、NT検査まで問題なくクリア。陳さんと張さんにとって、この海外での体外受精は「愛とあきらめない心」で乗り越えた深い旅となりました。
妊娠が安定したのち、お二人は帰国して出産準備に入りました。
そして2025年3月――静かな分娩室に響く、赤ちゃんの澄んだ産声。陳さんご夫妻は、ついに「小さな天使」を腕に抱きしめ、長年の夢を叶えることができたのです。